カブトムシ。
昨日、人間のお姉ちゃんが、
アルバイトに出かけようと玄関のドアを開けた途端、
「ママーーーーーッ!!」と、
人間のお母さんを呼ぶ声がした。
お姉ちゃんが大騒ぎする時は、たいてい何か虫がいる時だ。
どうせまたセミでもいるんだろうと、
お母さんが仕方なく玄関まで行った。
お母さんも虫が大嫌いだけど、
セミを追い払うくらいはできる。
そのために、我が家の傘立てには、
虫とり網が入れてある。
恐る恐る玄関のドアを開けると、ポーチにいたのは・・・
カブトムシ!
まだちゃんと生きてたし、ほおっておくのも気持ち悪い。
お母さん、めちゃくちゃ頑張って、
虫とり網でカブトムシを捕獲。
空き箱に入れてとりあえず保護。
ずっと前に、大きいお兄ちゃん405が、
カブトムシを飼育してたことがあるらしいけど、
今はオレたち猫族がいるし、ぽんこもいる。
カブトムシ、間違いなくオモチャになると思ったお母さんは、
小さいお兄ちゃんK5の友達の13くんに電話した。
オレたちに猫ハウスを作ってくれた13くんの家には、
カブトムシがたくさんいる。
お母さんが引き取りをお願いしたら、
二つ返事で引き受けてくれた。
ソッコー、13くんちへ届けにいったお母さん。
1秒でも早く、カブトムシから離れたかったようだ。
トム、逃げなくても、カブトムシならもういないし。
それにしても、ホントによくいろんなものを保護するよな、お母さん。