やっぱりはずれた宝くじ。
昨年暮れに、人間のお母さんは宝くじを買っていた。
当たるようにって、招き猫?のオレたちに、
宝くじを触らせたりした。
発表があるまでの数日間、人間のお母さんとお姉ちゃんは、
たくさん夢を語り合っていた。
耳にたこができるくらい、何度も同じ夢の話を、
オレも聞いた。
結果は・・・
当たるはずがない。
人間のおばあちゃんもはずれたらしい。
お母さん、がっかりだ。
オレもがっかりだよ。
オレたちの部屋を作ってもらえるなんて、
夢のまた夢だな。
次のジャンボ宝くじはいつだろうな。
今度はオレが買いに行ってやろうか?